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おかモネ妄想|ふたりの初めて1・お泊まりされては困ります!

おかえりモネ妄想小説おかえりモネ妄想小説
この記事は約11分で読めます。

「おかえりモネ」妄想小説で菅モネの初体験のエピソードに触れてみようと思います。設定は先生の登米専従が近づいた遠距離が始まる直前。関係を進めることで心の安定を求める百音と時間のなさを言い訳にしたくない先生。第1弾は先生の葛藤を中心に描きます。

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菅モネの初体験はいつ?葛藤する二人を妄想してみた

疑問

朝ドラ「おかえりモネ」での菅モネは、『ハグ』と『手つなぎ』しか身体的な接触はありませんでしたが、信頼関係とお互いへの愛にあふれていた二人の尊さに胸キュンしていました。

それだけで満足なのですが、だからこそ、ドラマにハマってしまったのだと思いますが、
つい妄想してしまいました。二人の初めてを・・・そこに至るまでのお互いの交差する感情を中心に考えてみました。

他の二次小説では、登米での「見せつけますか」までに二人はすませている説も多いですが、私は菅波先生が東京を離れる直前かな、と思いました。合鍵をもらってもなかなか先生に会えずに不安になるモネ。時間がないから、もっと関係を先に進めて安心したいモネ。大切にしたいと思う余り、躊躇する先生は、うっかり、中村先生に相談してしまいます。第1弾は菅波先生の葛藤中心です。まだ、致してません。

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おかモネ妄想|ふたりの初めて1・お泊まりされては困ります!

月

部屋の合鍵をもらったけれど、先生とはすれ違ってばかりでなかなか会えない。

今日も、先生の部屋に来てしまった。
少しでも顔を見たくて・・・
もうすぐ簡単には会えなくなる。
距離が離れても心は離れないと思っていたけれど、今は違う。
好きだから不安になる。
もし、先生とつながることができれば、この不安はなくなるのだろうか?

部屋の掃除や食器を洗い終えて、あの時のサメぬいと一緒に先生の帰りを待つ。
今日も忙しいのかな?
仕事で頑張っている人を怒れるわけない・・・

つい、サメぬいが憎らしくなってベッドにバシッと叩きつけてしまった。
その時、ガチャンと音がして、会いたかった人が戻って来た。

「せ、先生!」
「あ~永浦さん、まだいた!今日は間に合った!」
「おかえりなさい!」
「ただいま!」

先生は嬉しそうに、でも少し照れて口元に手を当てる。
笑った先生のエクボが可愛いすぎる。
やっぱり、顔を見れると嬉しい。

「・・・ん?」
先生の視線を追うと、私が尻尾を握りしめているサメぬいを見ている。
「あ、あの、これはですね・・・布団たたきが見つからなかったので・・・」
「何も聞いていませんが・・・」
先生がくくっと笑っている。
「ほんと、すいません。大事なサメぬいくんを・・・」
「こいつがあなたの役に立つのなら、本望です」

ベッドにふたり並んで座って、コーヒーを飲みながらたわいのない話をする幸せな時間。
でも、時間はどんどん過ぎていき、先生が腕時計の時間を確認している。
まだ、先生といたい。
朝まで先生といたい。
だって、先生が全然足りていないから・・・

「そろそろ送ります」
「まだ大丈夫です。明日は中継ないので」
「え?」
「だから、明日の朝までだって一緒にいられます」

合鍵を渡してくれたってことは、そういうつもりじゃないの?
先生は何も言わず、優しく抱きしめてキスをくれる。
そして、きれいな淡い茶色の瞳で私をじっと見つめた後、私の身体を離してベッドから立ち上がった。
涙がポロポロと零れ落ちて止まらない。

「私たちには時間がないんでしょ?一緒にいられる時くらい、少しでも長く先生といたいんです」
「僕だってそうだ」
「じゃ、どうして?」
「どうしてもです」

「今夜はここにお泊まりします!」
「それがどういうことか、あなたわかってますか?」
「合鍵渡してくれたのはそういう意味も含めてだと思っていました・・・」

菅波が百音の背中を優しくポンポンと叩く。
「僕は時間がないことを口実に、あなたとの関係を無理に進めたいとは思っていません」
「・・・」
「さ、送ります」

涙が止まらない百音を落ち着かせた後、彼女を汐見湯まで送った。
半ば強引に・・・
僕だって本当はあなたと朝まで一緒にいたい・・・

 

会議室


WE社の会議室では百音と莉子が打ち合わせの準備をしながら、百音の話を聞いている。
「・・・つまり、モネは遠距離になる前に、先生との関係をもっと進めたいってこと?」
照れながらコクンと頷く百音。
「そうなれれば、少しは安心できるのかな、って」
「好きな人と結ばれたい、って思うのは当然のことだよ。モネもようやくそう思えてきたとは成長したかなぁ」
「でも、先生は時間がないのを口実に無理に進めたくない、って・・・それは私に女性としての魅力がないから?」

自信なさげに目を伏せる百音を莉子が励ます。

「それは違うと思うよ。だって、合鍵までもらってるわけでしょ?」
「そうだけど」
「何か、先生なりの考えがあるんじゃない?あの先生、慎重だからさ・・・ちゃんと今の気持ち、話してみた方がいいよ」
「そうしたいけど、いろいろ忙しすぎて全然会えない・・・」
「うちの会社もそうだけど、先生とこもかなりブラックだよね・・・じゃ、この後のミーティングは貴重じゃん。モネ、この後仕事ないし、そのまま先生と帰っちゃえば」
「うん。そうできたら嬉しい」

***

WE社のミーティングルームに入ってきたのは中村。
「やぁ、永浦さん久しぶり!神野さんも!」
「え・・・中村先生、なんで?」
「やだなぁ、なんでって。今日、スポーツ気象のミーティングあるでしょ」

驚いて顔を見合わせる百音と莉子。

「今日って、菅波先生じゃないんですか?」
「そのはずだったんだけど、別件が入って、急遽私にバトンタッチになったんです」

百音の顔がみるみる曇る。
落胆する百音を見て、中村が申し訳なさそうに謝罪する。

「ごめんなさい、永浦さん。菅波先生じゃなくて。」
「いえ、中村先生が嫌とかじゃなくて・・・」
「もう中村先生、モネ楽しみにしてたんですよ。ここんとこ、菅波先生と全然会えていなかったみたいだし・・・」
「引継ぎの準備で忙しいのわかってるんですが、地域医療のシンポジウムの仕事、彼にお願いしてて。菅波先生優秀だからね、助かるんですよ。でも、また総務から文句言われそうだな」
「その前に、もう一人文句言われます」

莉子が百音をちらっと見ると、中村を怖い顔で睨んでいる。
中村、そんな百音に怖気づく。

「モネ、顔こわい」
「・・・え?」
「思いっきり、中村先生睨んでる。気持ちわかるけど」
「そんな、そんな!あの、違うんです。私、中村先生を睨むなんて、そんなこと。ほんとすいません!」
「いや、悪いのはこっちの方だから。本当にごめんなさい!近いうち、菅波先生に休み取らせるから」
「本当にそうしてください!モネ、怒らしたら怖いですよ」

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コーヒー


東成大学病院では中村が菅波とコーヒーを片手に休憩室で話をしている。

「・・・というわけで、永浦さんに思い切り睨まれました」
「ふぇ!?」
思わず、飲んでいたコーヒーをぶっと吐き出しそうになる菅波。
「永浦さんが中村先生をですか?」
「あんな可愛い顔して永浦さん、怒ると怖いんですよね。いやぁ、怖かったなぁ」
「ああ~でも、そんなに怒ってたんですか、永浦さん?」
「ええ。神野さんにも『モネ、久々に会うの楽しみにしていたのに』って文句言われました」

眉間に思い切り皺を寄せてうなる菅波。
「まずい。これは非常にまずい」
「菅波先生?」
「せっかく合鍵渡受け取ってもらったのに、この間会ったきり・・・それをあの人は怒っている・・・」
「え、合鍵!?」
「いや、あの、それは、その・・・」

しまった!一番聞かれたくない人に、まずいことを聞かれてしまった。
口元を押さえ、下を向く菅波。

「いやぁ、ふたりの仲、そこまで進んでるの?知らなかったなぁ。菅波先生が永浦さんに部屋の合鍵、渡してるなんて。先生も男だったんだ!進展が遅いとやきもきしてたけど、取り越し苦労だったみたいだな!良かった!良かった!森林組合の皆さんにも聞かせたい!菅波先生もやりますね」
「ちょ、ちょっと・・・待ってください」

一方的に話し続ける中村の勢いに押される菅波。
ガハハと豪快に笑った中村が菅波の背中を思い切り叩く。
「でも、『できちゃった』はまだ早いですよ」
「へっ!?」
「相手は今をときめく、人気のお天気お姉さんですから。ま、先生のことですから、その辺はぬかりないと思いますが」

ここは森林組合か?
ここでも僕のプライバシーはないのか?

『できちゃった』だと!? 
合鍵渡しただけで、まだ永浦さん部屋に泊めてない・・・泊めたくてもできないのに・・・
今、それで悩んでいるというのに・・・
誰か、この人を止めてくれ!勘違いにも程がある。

休憩室


「あ、ちょっ・・・違う。違うんです」
「はい?」
「こんなことを白状するのは不本意ですが、あらぬことを誤解されることの方がさらに不愉快です」
「菅波先生、何ですか?」
眉間に皺をよせ、目じりをポリポリとかきながら
「確かに永浦さんに合鍵は渡しましたが、まだあの人とは・・・そのような行為はしていません」
「え、まだなの?どうして?先生まさか初めてではないでしょ?」

唖然として見つめる中村から視線を逸らす菅波。
人の初体験まで聞くか?
この人はいったいどこまで土足で踏み込んでくるんだ・・・

「少ないですが、経験はあります。」
「あ、先生経験あるんだ。そうだよね。さすがに・・・」

しまった!
また、この人の誘導尋問に引っかかってしまった。
どうして、僕はこの人にこんな恥ずかしいことまで報告しているんだろう?恥ずかしすぎる。

「じゃ、どうして?永浦さんと付き合って、もう4か月でしょ」
「女性を好きになったのはあの人が初めてです。そうしたら、どうしたらいいかわからなくなりました」
「なるほど、菅波先生らしいというか・・・」

「ところで、中村先生!」
「はい?」
「確か、先生も奥さんと6歳ほど年齢が離れていますよね?」
「ええ、それが何か?」
「奥さんとそのような行為に進んだのは、付き合ってどれ位ですか?」
「ふぇ!?」
驚きのあまり、中村の声が裏返る。
「後学のためにお聞かせください」

先ほどまでにこやかに笑っていた中村の顔が引きつり始める。
「あ、そうだ!地域医療の資料まとめないと・・・」
「それは僕がすでに済ました。あなたに無理やり押し付けられて。もう急ぎの予定はありませんよ」
「まいったなぁ。まさか、菅波先生とこんな話をするとは思いませんでしたよ」
「最初に振ってきたのはあなたじゃないですか。僕だってこんな話はしたくありません」
「その割に喰いついてきますよね?」
「背に腹は代えられません」
「ああ、もうわかりました!教えたらいいんでしょ。教えます」
「お願いします。できればその時の状況も詳しく!」

珍しく菅波の迫力に押される中村。
「ちょっと中庭に出ますか。こんな話、お互い、他に聞かれたくないですからね」
「確かに」

勝鬨橋


「妻とは私の友人の紹介でね。出会った瞬間、あ、この人だ!って思いました。付き合って3か月目の妻の誕生日に、夜景の見えるホテルのレストランで誕生日を祝って、その流れで・・・ベタ過ぎるパターンで恥ずかしいなぁ・・・
「ちなみに奥さんは初めてでしたか?」
「ええ・・・」
「知り合って3か月で?早くないですか?」
「それは付き合い方によると思いますよ。先生と永浦さんは登米での期間を入れると約3年ですよね?それで、まだ最後までは手を出せない。でも僕と妻は出会って3か月だ。僕が妻を大切にしていなかったと思いますか?」
「いえ」
「僕たちは初めから真剣でしたよ。お互い、その覚悟がありましたからね。だからそうなるのは時間の問題で、その機会が彼女の誕生日だったってことです。菅波先生、あなただってそうでしょ?」

「僕は真剣です。ただ、永浦さんが余りにもまっさらすぎて・・・恋すらも初めてのあの人に触れる資格が僕にはあるのかと?・・・だから、考えてしまう。僕が気持ちのままに動いたら、あの人を傷つけてしまうんじゃないかと」
「やり逃げするわけじゃあるまいし・・・」
「へっ、や、やり逃げ?そんなことするわけない!・・・ったく、あなたは何を考えているんですか?・・・」

「たとえ距離が離れても心が離れるわけじゃないでしょう。二人の気持ちが重なっていれば。時間がないっていうのを口実にしているのはあなたじゃないんですか?」
「・・・」
「菅波先生はいつも考えすぎです!あなた前に行ってたでしょ。『僕は考える前に動けるようにならないといけない』と」
「ええ・・・」
「あ、そろそろ戻らないと。師長に怒られますよ。ま、頑張ってください!応援していますよ」
「それなら、これ以上僕に仕事を振らないでください!」

人の心を見通して、あっという間に心を丸裸にする。
嫌だと思いながら、何かに窮すると中村に助言を求めてしまう。
その言葉はいつも的確なのが、また悔しい。
あの人はやっぱり苦手だ。
あの人といると、自分のふがいなさを痛感してしまう。

今日も、永浦さんは僕の部屋を訪ねてくれているのだろうか?
今度、ふたりの気持ちが重なったその時、僕は心のままに動いてもいいのだろうか?

自分への菅波の葛藤を百音はまだ知らない。

▼「おかえりモネ」妄想小説のまとめはこちらです▼
「おかえりモネ」妄想小説まとめ|菅モネのその後の話をつくってみた

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まとめ

まとめ

今回の妄想小説は菅モネの初体験シリーズ第1弾
「おかモネ妄想|ふたりの初めて1・お泊まりされては困ります!」編について書かせていただきました。ふたりの初めてにいたるまでのいろいろな葛藤を中心に、第1弾は菅波先生の葛藤について描いてみました。あくまでも作者の勝手な妄想ですのでお許しくださいませ!

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