高野山への行き方・電車でのアクセス方法をいろいろとまとめてみました。電車の場合は近畿圏以外からのアクセスでも大阪を起点とする方が便利でわかりやすいです。私の実体験を参考にお得で便利な高野山への交通手段をご紹介いたします。
高野山への行き方・大阪からのアクセス方法
世界遺産・高野山にはいろいろな魅力があります。標高800メートルの空海(弘法大師)が開いた真言密教の聖地、日本最強のパワースポット、戦国武将や歴史上の有名人のお墓巡り、宿坊体験など。私は特に信心深い方ではありませんが、高野山は何度訪ねても空気感が独特で「もっと知りたい」「もっと体験したい」という気持ちになります。これは私だけでなく、初めて訪れた知人も高野山の奥之院に足を踏み入れた途端、なんとも言えない厳かな空気感に圧倒されたと言っていました。
個人的な感想ですが、京都は仏教都市でもどちらかというと洗練されたイメージがありますが、高野山は厳かでありながら何となく親しみやすい感じがするのです。
そんな魅力がいっぱいの高野山への代表的な交通アクセス方法をご紹介いたします。
<電車での所要時間>
近畿圏以外の各方面から電車で来られる場合も、大阪の南海電車「なんば」駅を起点にされた方がわかりやすく便利です。
南海電車で「なんば」駅から特急で「極楽橋」駅まで約90分。急行で約110分。
「極楽橋」駅から「高野山」駅までケーブルで約5分。
「高野山」駅から高野山市内へはバスで約10分~20分。
終点「奥の院口」バス停までは約20分くらいです。
<車での所要時間>
車では京都より約3時間・大阪市内より約2時間
南紀方面での白浜より約2時間30分
高野山へは大阪から電車で行くのが便利
電車で高野山への行き方は、まず、南海電車の「なんば」「新今宮」「天下茶屋」駅から特急もしくは急行に乗って「極楽橋」駅まで行きます。
「極楽橋」って名前いいですよね。極楽浄土の高野山をイメージするのにぴったり!それだけで行くのが楽しくなってきませんか。
高野山は人気の観光地です。世界遺産の認定以来、日本人観光客に加えて、欧米系の外国人観光客が増えています。電車に乗っても、2/3くらいが外国人観光客でグローバルになっていてホントにびっくり。
休日や観光シーズンは電車が混雑して座れない場合がありますので、始発の「なんば」駅から乗るのがおすすめです。
「なんば」駅~「極楽橋」駅の間を特急は1日に4往復、急行は約30分ごとに1本の間隔で運行し、所要時間は特急で90分、急行で約110分。
次に「極楽橋」駅~「高野山」駅はケーブルで約5分です。
高野線なんば~極楽橋・・・870円(大人)
高野線極楽橋~高野山・・・390円(大人)
<特急料金>
高野線なんば~極楽橋・・・780円(大人)、390円(子供)
停車駅:なんば/新今宮/天下茶屋/堺東/金剛/河内長野/林間田園都市/橋本/極楽橋
<特急りんかん>
高野線なんば~橋本・・・580円(大人)、260円(子供)
停車駅:なんば/新今宮/天下茶屋/堺東/金剛/河内長野/林間田園都市/橋本
高野山へは特急と急行どちらがおすすめ?
初めて高野山に電車で行く場合、特急か急行か悩まれる方は多いと思います。
なんば~極楽橋駅まで特急と急行の差は20分しか変わりません。
870円と1650円の差は大きいと思いませんか?
私は20分の違いで780円も払うなんて何だかもったいない気がして、特急は利用しません。
私はトイレが近いので、乗車前に駅でトイレは済ませ、電車内では極力水分を摂らないようにしています。途中下車してトイレに行くと時間的にものすごくロスになるので。
極楽橋から高野山まではケーブルに乗り換えますが、極楽橋でのトイレタイムは男性なら可能ですが女性の場合時間がかかるので、高野山駅に着いてからの方がいいと思います。
高野山駅からの市内循環バスは本数も多いので、トイレに行ってバス1台くらい乗り遅れても後続のバスが来るので大丈夫です。
電車移動の110分トイレが我慢できる自信のない人はトイレのある特急を利用された方が安心だと思います。
トイレも我慢できる。時間も少々かかっても大丈夫。そんな方は急行を利用される方が安上がりです。
大阪から電車を使うなら「高野山・世界遺産きっぷ」がお得!
私は南海電車「なんば」駅から高野山へ行く時は日帰りでも「高野山・世界遺産きっぷ」を利用します。
発売場所は南海電鉄の主要駅窓口、JTB,近畿日本ツーリスト、日本旅行の主要窓口で販売。私はいつも当日、「なんば」駅の切符売り場で購入します。ただ、観光シーズン時には窓口が混雑して目的の電車に乗り遅れてしまうことがあるので、事前に発車時刻を調べて時間に余裕をもって並んでくださいね。
「高野山・世界遺産きっぷ」は2種類です
●なんば駅から通常:大人3,460円→2,860円(子供1,440円)
●なんば発こうや往路特急券付き:4,200円→3,400円(子供1,710円)
※こうや特急券は、片道のみです。
※乗車駅によって料金は異なります
・発売駅から高野山駅までの電車割引往復乗車券
・高野山市内バス(南海りんかんバス)2日フリー乗車券
・拝観料2割サービス(金剛峯寺、金堂、根本大塔、霊宝館
・お土産・飲食1割サービス券
日帰りの方も、世界遺産・高野山切符を買った方がお得なんです。
たとえば通常(特急利用しない場合)
なんば~極楽橋・・・870円
極楽橋~高野山(ケーブル)・・・390円
高野山市内バス(最終まで行った場合)・・・470円
片道合計1,730円×2=3,460円
たぶん、高野山市内を散策する場合、何度もバスを使うと思います。
ちなみに、1日フリーバス乗車券で830円
奥之院以外のお寺も時間がある限り観光したいし、お土産も買いたい。
おなかだってすく!だったら、特典割引がある方がお得ですよね。
ね、日帰りでも「高野山・世界遺産きっぷ」を使うべきだと思います。
まとめ
ざくっと「なんば」駅から「高野山」駅までの電車でのアクセス方法をまとめてみました。
高野山市内は休日などは臨時バスが増発していますので電車とバスを利用すれば意外とすんなり行けると思います。