おかえりモネ妄想小説・今回の菅モネは結婚して嬉しくて仕方がない菅波先生が高校の同窓会に出る話。モネちゃんの結婚がショックで愚痴る同級生を前に菅波は何も言えず泥酔してしまう。自宅に送り届けた菅波の妻がモネちゃんだと知った同級生は・・・
菅モネの新婚生活!見せつけたい・・・新妻の人気ぶりに驚く先生の苦難とは
おかモネ妄想小説・今回の菅モネは結婚して嬉しくて仕方がない菅波先生が高校の同窓会(モブ)に出る話。新妻自慢をしたい先生ですが、元お天気お姉さんのモネちゃんの人気は予想以上にすごくて、人妻モネちゃんのことを下賤に推測する同級生たちに先生は怒り心頭。泥酔した先生を自宅に送り届けた同級生たちは菅波の妻がモネちゃんであることを知って驚きますが、結局はラブラブな二人に見せつけられるというお話です。
おかモネ妄想|新婚生活見せつけます!僕の妻はお天気お姉さん
朝キラッ!の元お天気お姉さん、モネちゃんは中継キャスターをやめて3年以上になるがいまだに根強い人気がある。
「恋人にしたい有名人」「お嫁さんにしたい有名人」ランキングでもトップ3の常連だったモネちゃんがかねてより交際していた8歳年上の大学病院医師と結婚したという悲報は多くの若い男性ファンに衝撃を与えた。
その相手が菅波であることは、WE社朝岡や菅波の指導医の中村が各メディアに圧力をかけて伏せていたので二人の仕事やプライベートには大きな影響はなく、百音と菅波は新婚生活を満喫していた。
特に菅波は早くから百音との結婚を切望していただけに、結婚できたのが嬉しくて仕方がない。
独身時代、菅波の存在を知らずに、若い男性たちが百音に焦がれている様子を目の当たりにしてどれだけやきもきしてきたことか。虫よけ対策として高級ブランドのスキンジュエリーネックレスを身につけさせても心穏やかではなかった。人一倍独占欲の強い彼は、晴れて百音が自分だけの妻になったことで周囲が引くほど、浮かれまくっていた。当初、恋人の存在を知らずに菅波のことを狙っていた看護師たちも今や白い目で見るほどである。
ある日、菅波が結婚したことを知った高校時代の同級生有志が彼の結婚を祝ってくれるという。
当然、同級生たちはその相手が元お天気お姉さんのモネちゃんであることは知らない。
10数年ぶりの高校の同級生たちとの再会。
菅波の出身高校は旧帝大や超難関私立医学部への合格者が多い、全国でも有名な進学校だけに卒業後の進路は官僚、弁護士、医師、超一流企業勤務など将来を約束されたエリートばかりだ。
そんな彼らにとってもお天気お姉さんのモネちゃんは密かに人気だったことは当然菅波は知らない。
「それでは菅波の結婚を祝して乾杯!」
「ありがとう!」
「しっかし、あの菅波が結婚するとは意外だったな」
「僕だって。まさか自分が結婚するとは思わなかったさ」
「できちゃった婚でもないんだろ?」
「うん、僕はそれでも構わなかったけれど。彼女はまだ若いし、仕事のこともあるから。僕は一分一秒でも長く早く彼女と一緒になりたかったけどね」
「なんだ、それ、ベタ惚れじゃないか」
菅波の左手の薬指には結婚指輪が光る。
「光太朗、外科医なのに指輪はめてるの?」
「もちろん勤務中はできないけど、それ以外ははめてる」
「奥さんからの要望?」
「いや、僕がそうしたいから」
菅波を知る友人たちは信じられない、という表情で驚く。
「オマエ、そんなキャラだった?いつもクールで、恋愛なんかバカバカしいって冷めていたのに。さっきから惚気まくりじゃないか」
「彼女に出会わなければ結婚はなかったかな。今も彼女以外興味ないから」
みんなが呆然と菅波を見る。
「オマエをこれだけ変えるって奥さん、そんなに魅力的なの?」
菅波が惚気ようとしたら、酔っぱらって寝ている同級生の一人が寝言を言う。
「モネちゃん・・・なんで結婚したんだよ。好きだったのに・・・」
「へっ!?モネちゃんって?」
驚いて菅波が尋ねる。
「知らないの。元朝キラッ!のお天気お姉さん、モネちゃん」
「彼女、いいよね。親しみがあって清楚で。毎日忙しくても彼女の顔見るとなんか癒されたよな」
「あの艶やかな黒髪とさわやかな笑顔。パペット操る姿が可愛くて、あんな子が恋人だったら最高だよ」
百音のことを絶賛する同級生たちに憮然とする菅波。
「でも、3年ほど前に中継キャスターやめたじゃないか」
「良く知ってるな。俺は莉子ちゃん派だったけど、さすがの光太朗もモネちゃんには興味あったか?」
「いや、そういうわけじゃないけど」
(恋人の出ている番組見るのは当然だと思うけど、こいつらみんな百音さんファンだったのか!?納得いかない)
「俺、朝が早くて毎日モネちゃんの天気予報時計代わりに見てたんだ。最初は清楚で見るからにピュアな感じだったのが、ある日、急に艶っぽくてドキッとするほど大人の女性になったの。あの時はショックだったな」
「秋にキャスターデビューした翌年の春くらいから、いつも同じネックレスつけるようになったんだよ。SNSで話題になったけ。あれって、女性に人気の高級ブランドで結構高いんだって」
「それ贈ったの結婚した旦那じゃない?」
「長い付き合いみたいだからあり得るな」
「そいつが俺たちのピュアなモネちゃんを女にしたのか・・・」
「モネちゃんの処女を奪いやがって・・・」
「許せん・・・」
(下賤なこと言って百音さんを貶めるな!許せんのはお前たちの方だ!バカヤロー!!)
「しかも、首輪つけさせて俺たちをけん制してた?」
「なんて野郎だ」
エスカレートする会話に不機嫌になる菅波。
「光太朗も腹立つよな。俺たちのモネちゃん奪った旦那に」
「・・・もういいじゃないか」
「なんでだよ、幸太朗、お前だってモネちゃんファンだったらこの気持ちわかるだろ?」
「それは・・・」
「あの清楚なモネちゃんの喘ぎ声聞いて、キスマークつけるってどんな気分なんだろ?」
やめろー!やめてくれ!僕の百音さんにそんなこと妄想するのやめろー!
同級生たちの話を聞いて、次第に青ざめる菅波
「どうした、光太朗、酔いがまわってきたか?」
「いや、そういうわけではないけど」
同級生たちはさらに百音の話で盛り上がる。
「そういえばモネちゃんの結婚相手って、どこかの大学病院の外科医らしい。確か、俺たちと同年代」
「あんな若い可愛い嫁さんもらえて羨ましい。そういえば、光太朗も大学病院の外科医だって?」
「う、うん」
「同じ大学病院の外科医でもこれだけ違うんだな。可愛そうだからモネちゃんと奥さん比べるなよ」
「・・・」
「今、お前が幸せだってことが大切なんだ」
「ところで、お前の奥さん、どんな人だっけ?」
「もういいから」
「なんか悪かった。奥さんの惚気話聞くつもりだったのに。モネちゃんの話ばっかりされたら話す気なくなるよな」
「僕のことは気にしなくていい」
菅波の酒を飲むピッチがどんどん早くなる。
その頃、百音は同窓会に出かけた菅波の帰りが遅いのを心配していた。
「光太朗さん、遅いな・・・」
百音の話題にどう対応していいかわからず、飲み過ぎてしまった菅波は、数人の同級生に抱えられながら自宅のマンションへと送ってもらう。
「おい、大丈夫?」
「だいじょうぶれす。うちにはももねがいるから。モネじゃない」
「奥さん、ももねっていうんだ」
「そうれーす!」
菅波が何度も玄関のインターフォンを押すとドアが開く。
「はいはい、光太朗さん、こんな夜中にご近所迷惑ですよ」
そう言って出てきた百音を見て驚く同級生たち。
「え、モネちゃん!?」
泥酔した菅波が百音に抱きつく。
「もう、光太朗さんったら・・・」
「どうして、モネちゃんが菅波の家に?」
「モネちゃんって気安く呼ぶな!ぼくのおくさんのももねさん」
「おくさん・・・!?」
「申し遅れました。菅波の妻の百音です。光太朗さんを送り届けていただいてありがとうございます」
「もしかして、朝キラッ!のモネちゃん・・・!?」
「はい、昔の話ですが。見ててくださったんですか?ありがとうございます」
にこっと笑う百音の可愛さにしばし見とれる一同。
「ええ・・・嘘だろ!?」
静まり返った夜中に絶叫する同級生たち。
百名は抱き着いた菅波をなんとか部屋の中へ入れながら、同級生たちを招き入れる。
「みなさんもどうぞお入りください。さ、光太朗さんもしっかりして!」
「はーい、ももねさん。よっぱらってごめんなさい」
「うふふ、その自覚があるんですね」
憧れのモネちゃんがこの菅波の奥さん!?
「生モネちゃん、きれいすぎる・・・」
「菅波、前世でどれだけの徳を積んだんだ?」
憧れのモネちゃんに膝枕されて甘えて寝ている菅波をうらやましそうにチラ見しながら、百音と話す同級生たち。
「光太朗さんがこんなに酔っぱらうところ初めて見ました。いつもは仕事柄飲まないようにして・・・特にこの2年半は過酷で気が休まる時がなかっただけに、余程楽しかったんでしょうね」
そう言ってニコニコとほほ笑む百音。
「そうかな・・・」
きまり悪そうにする同級生たち。
「え?」
「光太朗、奥さんの自慢をしたかったんだと思いますが、俺たちのせいです。まさかモネちゃんが奥さんだと思わなくて、さんざ好き勝手なこと言って飲むしかなかったんじゃないのかな」
「本当にすみません」
当の本人を前にして卑猥な話をしていたとは口が裂けても言えない。
頭を下げる同級生たちに百音はプルプルと首を横に振る。
「そんなこと全然ないと思います。この幸せそうな寝顔見てください」
百音の膝枕で幸せそうに寝ている菅波。
「緊張感のある時は、寝ているときも眉を顰めているんですよ。今は安心しきっているんだと思います」
それは百音の膝枕だからでしょ、とは言えない。
「光太朗、モネちゃんと出会わなければ結婚しなかった!って言ってましたが、本当にそうだったでしょうね。彼にとってあなたに会えたことは奇跡だったと思います」
「え?」
百音は何のことかわからずに、首を少し傾ける。
首を傾けることで赤い虫刺されのような跡が露わになる。
これは明らかにキスマーク!
百音は全く気付いていないが同級生たちはみんな気づいている。
見たくもないのに目に入ってくるのが困る。目のやり場に困る。
目の前の百音が艶めかしい人妻の色香を放つのに堪えきれなくなった同級生たちは急に立ち上がる。
「もう夜中ですので帰ります!」
「え!良ければみなさん、泊まって行ってください」
「いや、そんなわけには!」
「これ以上堪えきれません」
「え?もっといろいろ学生時代のお話聞きたかったのに・・・」
「それはまた今度!」
「また遊びに来てくださいね!今日はありがとうございました」
そそくさと帰っていく同級生たちを残念そうに見送る百音。
***
菅波邸を出た同級生たち。
「見たか?」
「見た」
「光太朗のやつ、絶対許せん!」
「でも、モネちゃん幸せそうだったよな・・・」
「確かに」
「ま、いいか。二人幸せなら・・・・」
***
数日後。
二人掛けのソファに座って仲良くくつろいでいる百音と菅波。
菅波が先日の同窓会の請求書が届いたのを見て眉を潜めるのを見て百音が声をかける。
「うっ、これは・・・」
「どうしたんたんですか?光太朗さん?」
「納得いかない。どうして、みんなの会費まで僕が払わなきゃいけないんですか?僕が何かしましたか?納得いきませんね」
みんなの憧れのお天気お姉さん、モネちゃんをみんなから奪った代償としては安すぎるくらいなのに、彼は気づいていない。
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「おかえりモネ」妄想小説まとめ|菅モネのその後の話をつくってみた
まとめ
今回のおかえりモネ妄想小説は
「おかモネ妄想|新婚生活見せつけます!僕の妻はお天気お姉さん」編。
新婚の先生が同窓会に出かけ、みんなの憧れのお天気お姉さん・モネちゃんを妻にした先生が結果的にみんなに見せつけるというお話です。同級生のモブがたくさん出てきました。
いかがでしたでしょうか?
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本ページの情報は2023年7月時点のものです
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