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「恋つづ」妄想小説|七瀬は僕のもの!!魔王のライバルはミニ魔王

勇者の剣 恋つづ妄想小説
この記事は約7分で読めます。

「恋つづ」テレビ版の上白石萌音と佐藤健にハマりすぎて「恋つづ妄想小説」始めました。今回は 「七瀬は僕のもの!!魔王のライバルはミニ魔王」。ベビーの世話に忙しく七瀬に構ってもらえない天堂がまたしてもやきもちを。新婚の来生夫妻も登場します。

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▼「恋つづ」妄想小説のまとめはこちらです▼
「恋つづ」妄想小説まとめ|七瀬と天堂のその後の話をつくってみた
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「恋つづ」続編・七瀬をベビーに独占されて嫉妬する天堂

「恋つづ」こと「恋は続くよどこまでも」にハマりました。一目惚れした男性に会いたい一心でナースになった七瀬が再会した天堂は超ドSなドクターだった。という円城寺マキさんの漫画を原作に、ドラマ版では上白石萌音(七瀬)と佐藤健(天堂)主演で、ドSなドクター天堂の心にひたむきに飛び込んでいく新人ナース七瀬のツンデレ・ラブストーリーに毎週キュンキュンしてました。

原作のキャラクターよりもさらにドS度をアップして、ツンデレ度を高めた佐藤健の天堂先生はもう卒倒物の恰好よさ。回を重ねるごとにきれいになっていく
上白石萌音とのラブラブぶりにも頬がゆるみっぱなし。
とにかくこの二人の組み合わせが最高でドラマが終わった後も妄想が広がる、広がる。

というわけで、調子に乗って、「恋つづ」テレビ版の妄想小説の続編を勝手に創作してみました。今回は「七瀬は僕のもの!!魔王のライバルはミニ魔王」。子供が生まれると構ってもらえないとすねる旦那さん、結婚多いようですね。天堂もその一人。かわいい我が子なのですが、大好きな七瀬を独占されて面白くない。そしてもう一人、すねている人が・・・そう、来生先生です。構ってもらいたい二人の男性たちに七瀬と酒井はどうするのでしょうか?

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「恋つづ」妄想小説|七瀬は僕のもの!!魔王のライバルはミニ魔王

キッチン

 

七瀬がキッチンで遅めの朝食を作っている。スクランブルエッグをフライパンで炒めていると目覚めたばかりの天堂が「おはよう」と言いながら入ってくる。
「おはようございます昨日ベビちゃんが夜泣きして浬さんあまり寝られなかったんじゃないですか?もうすぐ朝食できますよ」
天堂が七瀬をバックハグして、くいと顎を引き寄せキスをしようと唇を近づけると、そのタイミングを見計らったようにベビーが泣き出す。
七瀬、慌てて天堂のバッグハグから抜け出して、泣いているベビーを抱っこする。
「どうしましたか?お腹すきましたか?」
キスの邪魔をされて少し拗ねている天堂。
「浬さん、すみません。この子にお乳あげるので、フライパンの中のスクランブルエッグをお皿に入れて先に召し上がってください」
「わかった」
七瀬のお乳を一生懸命に吸っているベビー。
「おいしいですか?」
ベビーを見る七瀬は慈愛に満ちた母の顔になっている。
七瀬をベビーに独占されているようで面白くない天堂。
「あ、やっと寝た」
お腹がいっぱいになってすやすやと眠るベビーを見ている七瀬。

七瀬に構ってもらえずに、一人で朝食を食べ、身支度を整えた天堂。
「じゃ、行ってくる」
「え、もうそんな時間!?すみません、何もできずに」
不機嫌そうに病院へと出勤する天堂を見送る七瀬。
「浬さん、どうしたのかな?」

病院廊下

日浦総合病院・スタッフステーション
不機嫌そうにスタッフステーションに入る天堂を見て、沼津たちがひそひそ話をする。
「なんかいつもに増して今日の魔王、機嫌悪そうやな」
「クリームパン食べ損ねたとか・・・」
パソコンのキーボードを叩く天堂に来生が話しかける。
「・・・だから、どう思う?」
「は?」
「さっきからずっと話しかけているのに、上の空」
「悪い。で、なんの話?」
来生が天堂にヒソヒソ話で
「だから、一緒にお風呂入るコツを教えてくれよ」
「はあ!?」
「おまえんとこ、七瀬ちゃんと一緒にお風呂入ってるんだろ?」
「なんだ、それ?」
「七瀬ちゃん、出産前にここ来た時に話してたぞ」
「あのバカ・・・」
「おまえんとこはいいよな。七瀬ちゃん、昔からおまえにベタ惚れだから。うやらやましいよ」
「うちは何度一緒に入ろうって、お願いしてもいやだって言うんだ」
来生がうらやましそうに天堂を見る。
「ちょっと前まではな」
「え!?どうしたディカプリオ?」
「いいのは今だけだぞ。なんだ、一緒にお風呂入るとか、入らないとかそんなちっぽけなこと。それくらい自分で何とかしろ」
不機嫌そうにスタッフステーションを出ていく天堂を呆然と見送る来生。
天堂と来生のやりとりを聞いていた小石川が何気に声をかける。
「あれはやきもちですよ」
「え、天堂が?でも誰に?」
「子供が生まれたばかりの頃は奥さん、旦那のことはそっちのけで子供のことばかり構うでしょ。天堂先生のところもそうじゃないのかな?」
「天堂が七瀬ちゃんに構ってもらえなくてやきもちを?」
「来生先生も今のうちだけですよ。奥さんに構ってもらえるのは」
来生、自分に言い聞かせるようにつぶやく。
「今夜こそ、一緒にお風呂入ってやる!!」

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病院の中庭のベンチに座り、クリームパンを食べている天堂。
携帯のベルが鳴り、出ると父の万里からの電話。
「もしもし?お父さんどうしたんです?」
「まさか孫の名前は『隆盛』なんかに決めてないよな?」
「は?」
「鹿児島の親御さん、張り切っているそうじゃないか」
「わざわざそんなことで」
「大事なことだ」
電話口で興奮する万里を虹子がなだめる。
「名前のことは浬と七瀬さんに任せたらいいじゃありませんか」
「大切な初孫だ。あっちには負けられん」
あきれる天堂。
「忙しいから切りますよ」
「おい、浬・・・・」
電話を切ってため息をつく天堂。
「あのオヤジの変わりよう・・・」

ベビー

天堂家
仕事を終えた酒井と来生が天堂家にベビーの顔を見に来る。
酒井と来生がベビーの顔を感心したように見ている。
「わぁ天堂先生そっくり!」
「本当に天堂のミニチュア版だな」
「でしょ。浬さんそっくりの王子!いつまででも見てられます」
うっとりとベビーを見ている七瀬にあきれ気味の酒井と来生。
「私に似なくてホント良かったです」
嬉しそうに七瀬が言うと
「そうかなぁ、僕は七瀬ちゃんに似た方が良かったと思うけど」
「え、どうしてですか?」
「天堂に似ると性格悪いよ」
ダイニングにいる天堂が来生を睨む。
「おまえに言われたくない」
ベビーを愛しそうに抱っこしてあやす七瀬を見て関心する来生。
「七瀬ちゃん、すっかりお母さんの顔になってるね」
「そうですか?」
「でも、たまにはこいつの面倒もみてやってよ。でないと、すねるから」
「え?」
来生がベビーを抱っこして
「パパはママを独占されて面白くないみたいだよ」
「え、そうだったんですか?」
七瀬が驚いて天堂を見る。バツが悪そう。
「なら言うぞ。お前だって酒井が一緒に風呂入ってくれないって愚痴ってたじゃないか」
「天堂・・・」
酒井、真っ赤になって来生を睨む。
「晃一さん、どうしてそんなこと言うんですか。恥ずかしすぎます」
来生が開き直って
「天堂だって七瀬ちゃんと一緒に入っているんだ。俺たちだって一緒に入ってもいいじゃないか」
言い合いを始める来生と酒井。
顔を見合わす七瀬と天堂。
「どうしててこんなことに・・・!?」
「もとはと言えばオマエのせいだ」
「なんのことですか?」
「出産前の定期検診で沼津たちにしゃべっただろ」
七瀬、思い出す。
「あー!!」
「おかげで俺も仕事がやりにくい」
「すみません・・・」
寝ていたベビーが目覚めて泣き出す。
七瀬が抱き上げてあやす。
「ごめんね、うるさかったかな。おなかすきましたか?」
七瀬があやしている間に天堂が素早くミルクをつくって、七瀬に渡す。
満足そうにミルクを飲むベビー。
ベビーを見守る七瀬と天堂。3人を見てほっこりする酒井と来生。

月

天堂家を出ての帰り道。
酒井と来生が手をつないで歩いている。
「七瀬さんも天堂先生も幸せそうでしたね」
「そうだね」
酒井が恥ずかしそうに小声で話す。
「今夜いいですよ」
「え!?」
「・・・だからお風呂」
来生、うれしそうに酒井を見る。
「一緒に入ってくれるの?」
頬を染めてコクンとうなづく酒井。

 

天堂家
お風呂の準備をしている七瀬。
ソファに座っている天堂に話しかける。
「今夜は3人で入りますか」
「え?」
「ちょっと狭いですけど」
天堂、コホンと咳払いして
「ま、そこまで言うなら」
くすっと笑う七瀬。
「なんだ?」
「浬さん、大好きです」
「バカ!」
幸せそうに寝ているベビーを見る天堂と七瀬。
「そろそろ名前決めてあげてください」
「そうだな。俺たちで決めよう」

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まとめ

まとめ

またまた調子に乗って「恋は続くよどこまでも」の妄想小説を書いてしまいました。「恋つづ」の世界観を壊してしまったなら申し訳ございません。今回の「七瀬は僕のもの!!魔王のライバルはミニ魔王」は本当はミニ魔王に翻弄される七瀬にしようと思ったのですが、大好きな七瀬をベビーに独占されてやきもちをやく天堂先生の姿が見たいなと思い変えました。酒井と結婚した来生先生がすねる姿もちょっと絡めてみました。天堂も来生もうまく妻たちの掌で転がされています。

 

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