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恋つづ妄想小説|魔王の勝利宣言!我が子の名前は二人で決める!

勇者の剣 恋つづ妄想小説
この記事は約7分で読めます。

恋つづ妄想小説の新作です。七瀬のベビー出産に沸く天堂家・佐倉家ですが、天堂二世の名前がなかなか決まりません。名付け親は自分だと暴走する舅たちに挟まれ、あきれる七瀬と天堂。ついに魔王が両家の親たちを前に、二人で決めたベビーの名前を公表します。その名前とは?

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▼「恋つづ」妄想小説のまとめ1はこちらです▼
「恋つづ」妄想小説まとめ|七瀬と天堂のその後の話をつくってみた
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恋つづ妄想小説新作!ついに、天堂二世の名前が決定!


10代から80代までの全女性をキュンキュンさせた、たけもねの「恋つづ」。
私も勇者と魔王の恋物語にまだまだ魅了されています。
7月にはDVD&ブルーレイも発売されましたね。ものすごい売れ行きだとか・・・私も売り上げに貢献した一人で、なんとブルーレイを買いました。さすがに、特典商品付きのお高いのは買えませんでしたが・・・たけものねのブックレイトつきのブルーレイでいつでも二人に逢える。

恋つづ妄想小説の新作つくりました。七瀬が待望のベビーを妊娠・出産した次は名前をどうするか・・・実はこれ、非常に悩みました。七瀬の出産は原作にはないので、ここから先は本当に創作。何とか出産までは創作できたものの、ベビーの名前を決めるのはかなりの勇気が・・・ここに来てくださるのは「恋つづ」が大好きなみなさん・・・七瀬、天堂、それぞれに思い入れやご自身なりの世界観があると思うのです。妄想とはいえ、私が勝手にベビーの名前を決めていいものだろか・・・?でも、天堂二世を出産させたからには、いつまでも名なしのベビーちゃんはかわいそすぎる。というわけで、開き直って勝手に名前をつけることにしました。別次元のこととお許しくださいませ。

待望の孫の誕生に大喜びする天堂家・佐倉家。うれしさのあまり、勝手に名前を考えて名付け親になろうと暴走する、二人の父親たち。さすがに我が子の名前には親としての思いがある七瀬と天堂は誠一と万里の暴走を止められるのか?二人がつけたベビーの名前は?

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恋つづ妄想小説|魔王の勝利宣言!我が子の名前は二人で決める!

赤ちゃん2

「ああ、やっぱり可愛い!いつまでも見ていられる。この私が産んだなんて信じられない」と、うっとりした表情でベビーを見つめる七瀬。そんな七瀬に呆れて声をかける天堂。
「鍋吹いてるぞ」
「えええーーー!しまった!!!鍋に火をかけてるの忘れてた」
「我が子に見とれて鍋焦がすなんて、まぬけな母親だな。それに可愛いのは俺の遺伝子だ」
「本当に天堂家の美形遺伝子は最強!当然、アタマも浬さん似ですよね?」
「どうしてそこにいく?」
「だって私に似たら最低ですよ。浬さんと出会って私も医者を目指したけれど、見たことのない偏差値の高さに驚いて速攻で諦めました」
「なんだか寒気がしてきた・・・」
「いいかげん、この子に名前つけてあげないと・・・」
「そうだな。オヤジたち、やけに張り切ってるからな」
「うちも、父が薩摩出身だから『隆盛』にするって」
「ないな」
七瀬の父の提案を一蹴する天堂。
「七瀬は何か考えているのか?」
「天堂家は『万里』『浬』と『り』で終わるから、『千里』とか。そういえば、海原千里・万里って漫才師いたような・・・」
天堂、見下したように七瀬を見る。
「オマエに聞いた俺がバカだった」
「そういう浬さんは?」
「敏感の『敏』に理科の『理』で『敏理(さとり)』、知性と相手を思いやれる心をバランスよく持てるような人間になれるように」
「それ、すごくいいです。知性と心のバランスがとれて、おまけに『り』で終わるからさらに良いです。さすが浬さん」
「だろ?明日、親父たちに伝えよう」

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黄色いバラ

天堂の両親が赤ちゃんの名前を決めようといそいそとやってくる。
赤ん坊を抱きあげてあやす虹子。万里も続けて抱っこしながら可愛くてたまらないといった様子。
「親父のあんなデレデレの顔、初めて見た」
「浬だって似たようなものよ。七瀬さんと赤ちゃんに向けるあなたの顔、お父さんにそっくりよ」
「ちがう」
母の虹子に言われて憤慨する天堂。
「ところで、この子の名前のことだが・・・」
万里に最後まで言わせないように、天堂が横から口をはさむ。
「そのことなら、昨日七瀬と二人で決めた」
「なんだと?」
「みんながいろいろと考えてくれているのはありがたいと思っています。でも、俺たちの子供だから二人で考えて決めたいんだ」
「で、どんな名前だ?言ってみろ?」
天堂、名前を書いた紙を万里と虹子に見せる。
「天堂敏理。人を思いやる心と知性を併せ持つバランスのとれた名前。だから、『敏理』に決めた」
むっとしていた万里が名前を聞いて一瞬、驚いた顔をする。
七瀬が万里にお伺いを立てる。
「あのお義父さま、名前勝手に決めて申し訳ありません・・・」
「自分たちで決めたのならそれでいいじゃないか。敏理か・・・なかなか良い名前だ。天堂家3代『り』の名前で終わっているところも気に入った」
天堂と七瀬が顔を見合わせ笑顔になる。
「ありがとうございます」
安心した天堂は密かにガッツポーズ!「やった!」
「敏理、良い名前をつけてもらって良かったな」と万里が赤ん坊を抱きあげる。
× × ×
天堂家への帰り道。万里が車を運転する助手席の隣で虹子が声をかける。
「驚きました。まさか、あなたと同じ名前を浬が考えているとはね」
「あいつも人の親になって少しは見えてきたかな」
「二人とも否定しますけど、あなたと浬、本当に似た者同士ですね」
「似てない!そんなこと言うな!」
むきになる万里にくすっと笑う虹子。
「七瀬さんが私たちに幸せを運んでくれたのね」
「そうだな。あとは流子たちだな・・・」
× × ×
西とお酒を飲んでいる流子。急にぶるっと震える。
「なんでだろ、急に悪寒が走った」

月

ソファでくつろいでいる七瀬と天堂。七瀬は天堂に頭をもたれかけている。その七瀬の髪を天堂がやさしく指ですいている。
「あれでよかったのかな、名前のこと。強引に決めちゃって。お義父さま、怒っておられないかな」「心配ない。もし本当に反対ならあの場で帰ってたはずだ。それに我が子の名前を決めるのは俺たち親の務めだ」
「お義父さん、なんて名前を考えておられたのかな?結局、聞かずじまいだったけれど」
「聞く位聞いても良かったかな。ま、却下するけど」
「案外、お義父さまも同じ名前を考えてたりして・・・二人、似ているから・・・」
天堂が全力で否定する。
「それは絶対にない!!!」

ベビーベッドですやすや眠る敏理を愛しそうに見る七瀬と天堂。「敏理!良い名前がついて良かったね。パパに感謝しなくちゃね」
「感謝するのはまだ早い」
「え?」
「こいつの頭がオマエに似ないように賢くなりそうな名前をつけたつもりだが・・・
考えてみたら、オマエのDNAもしつこいからな」
「それってどういう意味ですか?」
「顔は俺似でも中身はオマエに似てるかも・・・」
七瀬、部屋の猫様に向かって急にお祈りを始める。
「猫様、お願いです!どうぞ、敏理の頭が浬さんに似ますように!」
「ま、俺はこいつが幸せになればそれでいいけどな。それだけはどっちに似ても大丈夫だろ」
そういって、七瀬に壁ドンして優しくキスをする。

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まとめ

まとめ
久しぶりの「恋つづ」妄想小説の新作です。
ついにベビーの名前を勝手につけちゃいました。イメージ違ったら申し訳ありません。
とりあえず、管理人の妄想の世界!別次元の話だとお許しくださいませ!
もうこれで怖いものなしです。

 

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