「恋はつづくよどこまでも」ドラマ版の上白石萌音と佐藤健にハマりすぎて「恋つづ妄想小説」始めました。今回のお題は「魔王がテイファニーで指輪を物色！？」です。空港で天堂が七瀬に贈った婚約指輪は憧れのティファニー。魔王がどのように買いに行ったのか妄想してみました。
ドラマ「恋つづ」のティファニーの婚約指輪が気になる
「恋つづ」こと「恋はつづくよどこまでも」ドラマ版にハマってしまいました。
新人ナース・勇者（上白石萌音）＆超どＳドクター・魔王（佐藤健）のツンデレラブストーリーにみなさんと同じくどれだけ胸キュンしたことか。２０２０年の１月から３月の毎週火曜日夜１０時からの放送が待ち遠しくてたまりませんでした。
原作は円城寺マキさんの漫画でドラマ版では漫画版の良さを生かしながら、ドラマ独自のオリジナリティを出していました。私は主演のたけ（佐藤健）もね（上白石萌音）の二人が醸し出す世界観が大好きすぎてドラマ版の大ファンになりました。
が、最終回の１０話がてんこ盛り過ぎて、１０話だけでも幾つ物語が作れるんだろうと思い、勝手に「恋つづ妄想小説」をつくることに。どのお話も、勇者＆魔王の世界観を生かしつつ１０話の中のエピソードにつながる設定にしています。
今回のエピソードは「魔王がテイファニーで指輪を物色！？」です。空港で天堂が七瀬にドSなプロポーズして贈った婚約指輪は憧れのティファニー。魔王がどのように買いに行ったのか妄想してみました。
「恋つづ」妄想小説１０.１話「魔王がテイファニーで指輪を物色！？」
病院でも勤務を終え、天堂が帰宅準備をしている。そこへ来生がやってくる。
「よ、ディカプリオ！実家の嫌な予感は的中したのか？」
「案の定、あいつ姉貴かばってオヤジに怒られて、『家族でもないくせに口をはさまないでもらいたい。大体なんなんだ、君は！』って責められてた」
「さすが魔王の親だね。で、どうしたの？」
「俺が結婚したいと思っている女性です！って紹介したよ」
「え！？いつの間に佐倉ちゃんにプロポーズしたの？」
「まだしてない」
「まさか佐倉ちゃん飛ばしていきなりご両親に紹介した・・・とか？」
「ああ、あいつの気持ちはわかってるからな」
「おい、ディカプリオ。だからって佐倉ちゃんかわいそうだろ。女はわかってても言葉でほしいもんだよ。患者さんには寄り添うけど、もう少し女心にも寄り添った方がいいんじゃないの？」
「そういうブラピだってどうなんだ？人のことはわかってるくせに・・・」
「・・・え？」
「じゃ、お疲れ」
夜の銀座の街を歩いている天堂がティファニー銀座本店のブライダルブティックの前を通る。
ショーウインドウに飾られているダイヤのエンゲージリングにひきつけられて店の中に入っていく。
「いらっしゃいませ！」と店員がにこやかに天堂に声をかける。
「あのショーウインドウの指輪みせてもらえますか？」
「ティファニーセッティングエンゲージメントリング・プラチナですね。ただいまお持ちしますので少々お待ち下さい」
天堂の前に出されたエンゲージリング。２カラットのブリリアンカットのダイヤモンドがリングの上でキラキラと輝く。
「これはティファニ―が世界に誇るエンゲージリングです。ご覧ください。この２カラットのブリリアンカットのダイヤの完璧な輝き、素敵でしょう。このリングは１３０年以上に渡って世界中の恋人たちに愛されてきた愛の証なんです。他の指輪もご覧になられますか？」
「いえ、その必要はありません。これに決めました」
「お値段は５,３２２，２４０円になります」
さっとブラックカードを出し、サインをする天堂。
「指輪のサイズはいかがしましょう？」
天堂が指輪を見て、「このままで大丈夫だと思います」
「お客様のお相手はきっと素敵な方なのでしょうね」
「ええ、僕にはもったいなくらいのとても素敵な女性です」
店員たちがうっとりとした表情で天堂を見送る。
「あんな素敵なお客様を夢中にさせる彼女ってどんな人なのかしら？きっとどこかのご令嬢であの指輪に負けない華やかで美しい人なんでしょうね」
部屋でおにぎりを食べながらくしゃみをするスウェット姿の七瀬。
「誰か、私の噂話してる？」
帰宅した天堂が自分の部屋でティファニーの紙袋を見ながらつぶやく。
「そういえばまだあいつの返事聞いてないぞ。あの岩石ああ見えて意外とモテるからな。まさか無駄になったりしないよな・・・・」
ふと不安になる天堂だった。
まとめ
どこまでも妄想が続き「恋つづ」妄想小説をまた書いてしまいました。今回は「恋つづ」妄想小説１０.１話「魔王がテイファニーで指輪を物色！？」でした。魔王って七瀬にはドSだけど、他の人の前では意外と七瀬のことのろけて、なんかかわいいなって思っています。もし、「恋つづ」の世界観を壊してしまったなら申し訳ございません。以後は七瀬の留学中、天堂のプロポーズ秘話等も妄想していきたいです。
