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恋つづ妄想小説|夢の新婚旅行前編・熱海の中心で愛を叫ぶ七瀬と魔王

勇者の剣 恋つづ妄想小説
この記事は約5分で読めます。

皆を呆れさせるほどにデレデレの結婚式を挙げた七瀬と天堂。天堂と結婚できたことが嬉しくて仕方がないのに、相変わらず天堂と不釣り合いなのではと自信がなくなる七瀬。そんな二人が熱海に新婚旅行へ。二人のラブラブ珍道中は何が待っているのでしょうか?
まずは前篇です。

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▼「恋つづ」妄想小説のまとめはこちらです▼
「恋つづ」妄想小説まとめ|七瀬と天堂のその後の話をつくってみた
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七瀬と天堂が熱海へ新婚旅行!?

2020年3月の最終回&再放送が終わっても大人気の、たけもね主演「恋はつづくよ、どこまでも」。何度観ても飽きることがありません。その間、調子に乗って恋つづ妄想小説何作品か書きましたが、何か足りない。そうなんです。なんと、二人の新婚旅行を書いていなかったことに気づきました。新婚旅行に行かなくてもラブラブな二人なんだけど、初めて夫婦になった二人の新婚旅行を観てみたいなって。誰が見ても七瀬に惚れまくっている天堂先生ですが、いまいち七瀬には自覚なし。あれだけ愛されているにも関わらず、ちょっとしたことで自分と天堂先生は不釣り合いだと落ち込んでしまいます。そこが、また天堂先生にはかわいくて仕方がないんでしょうね。ということで、二人のうれし、はずかし新婚旅行を前編・後編に分けて創作してみました。二人の珍道中には何があるのか?あたたかく見守っていただければと思います。

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恋つづ妄想小説|夢の新婚旅行前編・熱海の中心で愛を叫ぶ七瀬と魔王

花束

日浦総合病院
病室で患者さん達に結婚を祝福される七瀬。
「佐倉さん、天堂先生とついに結婚したんだってね。おめでとう」
「佐倉さんは僕たちの希望の星だから、天堂先生に捨てられないように頑張ってくれよ」
「ちょっと冗談はよしこさん。やっと結婚できたのにそんな不吉なこと言わないでくださいよ」
「ごめん、ごめん。なんかまだ信じられなくてさ」
七瀬、結婚指輪を見せる。
「ほら見てください!ちゃーんと、これが結婚指輪ですよ」

病院廊下

ナースステーションでため息をつく七瀬に沼津が声をかける。
「勇者、どうしたんや?新婚疲れか?」
「そんなんじゃありませんよ。やっぱり不釣り合いなのかな・・・天堂先生と私」
「何を今更・・・あんなラブラブな結婚式まで挙げて。めっちゃ当てられたわ」
石原がうっとりと
「天堂先生があんな情熱的だとはね。誓いのキスを何度も何度も・・・ああ!!」
「今、思い出してもこっちが恥ずかしくなっちゃう」
酒井が頬を染めながら、天堂と七瀬の熱烈チューの激写カットをスマホで見せる。
「キャーやめて!」
真っ赤になってうつむく七瀬に石原が声をかける。
「大病院のイケメン御曹司でエリート医師。性格は多少何ありだけど、しっかり愛されてるじゃない。そんな人となかなか結婚できるもんじゃないわ」
石原が七瀬を見て
「若さを除けば、女性としては私の方が魅力的だと思うけど。後輩に追い抜かされて落ち込む」
沼津が声をかける。
「ええか、勇者!オマエは恋の勝者や。もっと自信持て!」
「ハイ、復活しました!みなさん、ありがとうございます」
七瀬が少し元気になって笑顔を見せる。

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根岸主任が七瀬に声をかける。
「佐倉さん、ちょっといい」
「主任なんでしょうか?」
「これ、みんなから。遅くなったけれど結婚祝い」と封筒を差し出す。
「そんな・・・結婚式まで開いていただいたのに・・・」
「いいから開けてみて」
七瀬が封筒を開封すると、熱海行きの旅行券が2枚入っている。
「3日間しかお休みあげられないけど天堂先生と二人で新婚旅行行ってらっしゃい」
「でもシフトは?」
「小石川先生と来生先生にも協力していただいたから大丈夫。一生に一度のことなんだから楽しんでらっしゃい」
「主任・・・何からなにまで本当にありがとうございます」
七瀬、頭を下げる。
「おみやげ期待してるわよ」
「ハイ!!!」

熱海

 

病院の廊下で旅行券を見て浮かれている七瀬。
「天堂先生と初めての新婚旅行♪」
「バーカ、何ニヤニヤしてるんだ?」
「あ、天堂先生!これ見てください、さっき主任からいただいたんです。先生と二人で新婚旅行に行けるなんて夢みたい」
天堂、七瀬の頬を思い切りつねる。
「あいたたた・・・もう何するんですか・・・」
「どうやらホントみたいで良かったな」
「もしかして先生このことご存知でしたか?」
「ああ、小石川先生から聞いた。有給たまってるから本当はもっと遠くでゆっくりしたかったけど、うちは人手不足だからな。行けるだけ感謝しないとな」
「もちろんです。先生と夫婦になって初めての旅行♪うれしすぎます」
「しかし、熱海か・・・」
「どうかしたんですか?新婚旅行のメッカじゃないですか・・・熱海といえば温泉。先生と一緒に温泉入って、キャーはずかしすぎますぅ」
一人で興奮する七瀬を冷ややかに見ている天堂。「おい、あまり調子に乗るなよ。さっさと帰って明日の準備しろ」

新幹線

翌朝、東京駅で新幹線を待つ七瀬と天堂。軽装の天堂に比べて七瀬は、大きなカバンを持っている。
「東京から熱海って新幹線で約30分って早すぎませんか・・・私、お菓子やゲームいっぱい持ってきたのに。どうせならロマンスカーが良かったな」
「それは箱根行きだろ」
新幹線のプラットホームで二人を見てひそひそ話をするモデル風の若い女性の二人組。「あのカップル、男性は超イケメンだけど彼女は普通すぎだね」。七瀬、明るく天堂に話しかける。
「温泉楽しみですね」
天堂、七瀬の肩を平然と抱き寄せる。
「先生・・・」
「俺たち、新婚だからな」
天堂、わざと先ほどの女性二人組に聞こえるように話す。
「気にするな。あいつらよりお前の方が100倍いい」
七瀬、天堂の心遣いが嬉しい。

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まとめ

まとめ

七瀬と天堂が夫婦になって初めての新婚旅行・「夢の新婚旅行・熱海の中心で愛を叫ぶ七瀬と魔王」を2回に分けて、まずは前編です。ラブラブモード全開のまま、いよいよ熱海へ。温泉に負けない二人のホットな様子にご期待ください。

 

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